![ストーリー](http://www.movienet.co.jp/images/movie_icon_story.gif)
「オズの魔法使」のドロシー役で17歳にして一躍スターダムを駆け上がったジュディ・ガーランド。
それから月日が経ち──
1968年、度重なる遅刻や無断欠勤のせいで映画出演のオファーも途絶え、今では巡業ショーで生計を立てているジュディに、ロンドンでのショーのオファーがくる。住む家もなく借金を抱える彼女は、まだ幼い娘と息子を止むなく元夫に預け、単身ロンドンに旅立つ。英国での人気は今も健在だったが、いざ初日を迎えると、プレッシャーから「歌えない」と逃げ出そうとするジュディ。だが、一歩ステージに上がると、一流のエンターテイナーの姿を見せ、ショーは大盛況。新しい恋とも巡り合い、明るい未来に心躍るジュディ。だが、子供たちの心が離れていく恐れと、全存在を歌に込める疲労から追い詰められ、ついには舞台でも失態を犯してしまう──。