神紅大学のミステリー愛好会に所属する葉村譲と明智恭介は学内の事件を推理する自称【ホームズ】と【ワトソン】。しかし葉村はミステリー小説オタクなのに全く推理が当たらない万年助手。事件の匂いを嗅ぎつけては首を突っ込む会長の明智に振り回される日々を送っていた。そんなある日、2人の前に剣崎比留子という謎の美人女子大生探偵が現れ、ロックフェス研究会の合宿への参加を持ちかける。部員宛てに謎の脅迫状が届いたこと、去年の参加者の中に行方知れずの女子部員がいることを伝え、葉村と明智の興味をひく。
3人が向かった先は山奥に佇むペンション【紫湛荘(しじんそう)】。そこに次々と現れるクセモノだらけの宿泊者。しかし葉村たちは想像を絶する異常事態に巻き込まれ、立て籠もりを余儀なくされる。一夜が明け、ひとりの惨殺死体が発見される。それは死因もトリックも全てが前代未聞の連続殺人の幕開けだった――
新着映画情報
神木隆之介 |
監督:木村ひさし |
2019/日本/120分 |
浮かび上がる15人の容疑者たち。犯人は何者?
【このミステリーがすごい!】、【週刊文春ミステリーベスト10】、【本格ミステリ・ベスト10】、と2017年国内主要ミステリーランキングの1位を獲得、その後【第18回本格ミステリ大賞】も受賞し、東野圭吾『容疑者Xの献身』以来の、そしてデビュー作としては史上初の4冠を達成した今村昌弘の小説『屍人荘の殺人』を映画化。ミステリー愛好会に所属し、強引な「探偵たち」に翻弄される主人公の大学生・葉村譲を実力派俳優の神木隆之介が演じる。そして人気俳優・中村倫也が、主人公たちが通う神紅大学の中で“神紅のホームズ”の異名をとり、神木演じる葉村を振り回すミステリー愛好会の会長・明智恭介を演じる。監督は、人気ドラマ「99.9 -刑事専門弁護士-」シリーズを手掛けた木村ひさし。
©2019「屍人荘の殺人」製作委員会