英国サンデー・タイムズ紙の特派員として活躍するアメリカ人ジャーナリスト、メリー・コルヴィン。2001年、ジャーナリスト入国禁止を無視してスリランカの内戦を取材中に被弾。左目の視力を失ったメリーだったが、その取材を評価され優秀外国人記者に輝いた「英国プレス賞」受賞式に印象的な黒い眼帯を付けて現れる。以降黒い眼帯は彼女のトレードマークとなった。“生きる伝説”と称えられ、戦場記者を天職と考えるメリー。最前線での体験はPTSD(心的外傷後ストレス障害)として彼女に襲い掛かるが、世間の人々の関心を世界の紛争地帯に向けさせたいという彼女の想いは、さらに強まっていく。2012年、シリア。過酷な状況で包囲されている28,000人の市民の現状を伝えるため、報道カメラマンのポール・コンロイとともにホムス入りしていたメリー。砲弾の音が鳴り響く中、チャンネル4、BBC、CNNが同時ライブ中継を行うという、彼女の記者人生において、もっとも危険で過酷なレポートが始まった――。
新着映画情報
『プライベート・ウォー』
原題:A Private War
配 給 : | ポニーキャニオン |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2019年09月13日 |
映画館: | TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー |
ロザムンド・パイク |
監督:マシュー・ハイネマン |
2018/イギリス・アメリカ/シネマスコープ/5.1ch/110分/字幕翻訳:松岡葉子 |
英国サンデー・タイムズ紙の“伝説の記者”メリー・コルヴィンの半生を描く。世界中の戦地に赴き、レバノン内戦や湾岸戦争、チェチェン紛争、東ティモール紛争などを取材してきた女性戦場記者メリー。2001年のスリランカ内戦取材中に左目を失明、PTSDに苦しみながらも、黒の眼帯をトレードマークに世間の関心を紛争地帯に向けようと努めた“生きる伝説”は、2012年、シリアで受けた砲撃で命を落とした。
メリーを全身全霊で演じるのは、オスカー候補にもなった「ゴーン・ガール」(14)のロザムンド・パイク。監督は長編ドキュメンタリー「カルテル・ランド」(15)のマシュー・ハイネマン。
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