リック・ダルトンは人気のピークを過ぎたTV俳優。映画スター転身の道を目指し焦る日々が続いていた。そんなリックを支えるクリフ・ブースは彼に雇われた付き人でスタントマン、そして親友でもある。目まぐるしく変化するエンタテインメント業界で生き抜くことに神経をすり減らしているリックとは対照的に、いつも自分らしさを失わないクリフ。パーフェクトな友情で結ばれた二人だったが、時代は大きな転換期を迎えようとしていた。
そんなある日、リックの隣に時代の寵児ロマン・ポランスキー監督と新進の女優シャロン・テート夫妻が越してくる。今まさに最高の輝きを放つ二人。この明暗こそハリウッド。リックは再び俳優としての光明を求め、イタリアでマカロニ・ウエスタン映画に出演する決意をするが―。
そして、1969年8月9日−それぞれの人生を巻き込み映画史を塗り替える【事件】は起こる。
新着映画情報
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
原題:Once Upon A Time in Hollywood
配 給 : | ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2019年08月30日 |
映画館: | 全国ロードショー |
レオナルド・ディカプリオ |
監督:クエンティン・タランティーノ |
2019/アメリカ/シネマスコープ/159分 |
「レザボア・ドッグス」(92)で鮮烈なデビューを果たして以降、常に意欲的な作品を発表し続け、10作品を監督した後に引退すると宣言しているクエンティン・タランティーノの 9 作目の長編監督作。1969年のロサンゼルス、ハリウッド黄金時代の最後の瞬間を、タランティーノ製作、脚本、監督で描いた。本作の豪華キャストも大きな話題で、「ジャンゴ 繋がれざる者」(12)でタランティーノ監督作初出演となったレオナルド・ディカプリオと、「イングロリアス・バスターズ」(09)で同監督作初主演を果たしたブラッド・ピットの 2大スターが初顔合わせを果たした。
ディカプリオが演じるのは、ハリウッドで俳優として再び栄光を取り戻そうとしている、ちょっと落ち目のTV俳優リック・ダルトン。長年彼のスタントマンを務めているクリフ・ブースをブラッド・ピットが演じる。また、当時新人女優として人気上り調子だったシャロン・テート役のマーゴット・ロビーが、今回のタランティーノ映画のミューズに選ばれた。