5人の男に暴行されたマーク・ホーガンキャンプは、瀕死の重傷を負い、9日間の昏睡状態に陥る。目が覚めたときには自分の名前も覚えておらず、歩くことさえままならなかった。脳に障害を抱え、襲撃の後遺症(PTSD)に苦しむ彼は、まともなセラピーも受けられず、治療の代わりにフィギュアの撮影を始める。
自宅に作った空想の世界“マーウェン”では、G.Iジョーのホーギー大佐と5人のバービー人形が迫り来るナチス親衛隊と日々戦いを繰り広げていた。次第に“マーウェン”の写真は評価され、やがてマークの個展が開かれることになる。“マーウェン” で戦う勇気を与えられたマークは、避けていた暴行事件の裁判で証言しようと決意するが・・・。
新着映画情報
スティーヴ・カレル |
監督:ロバート・ゼメキス |
2018/アメリカ/116分 |
生きる。と決めた――
ヘイトクライム(憎悪犯罪)の被害者で、障害を抱えながらも独自の世界観でカメラマンとして認められたマーク・ホーガンキャンプのドキュメンタリー「Marwencol」(10)を映画化。監督は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズ、「フォレスト・ガンプ/一期一会」(94)のロバート・ゼメキス、主演は「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」(17)「バイス」(18)のスティーヴ・カレル。
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