1962年、ニューヨークの一流ナイトクラブ、コパカバーナで用心棒を務めるトニー・リップは、ガサツで無学だが腕っぷしはもちろんハッタリも得意で、家族や周囲から愛されていた。コパカバーナが改装のために休業となった時、トニーはある黒人ピアニストにコンサートツアーの運転手として雇われる。彼の名前はドクター・シャーリー。巨匠ストラヴィンスキーから「神の域の技巧」と絶賛され、ケネディ大統領のためにホワイトハウスでも演奏したほどの天才は、なぜか黒人には危険な南部を目指していた。黒人用旅行ガイド〈グリーンブック〉を頼りに、ふたりはツアーへと出発するのだが──。
新着映画情報
ヴィゴ・モーテンセン |
監督:ピーター・ファレリー |
2018/アメリカ/130分 |
行こうぜ、相棒。あんたにしかできないことがある。
天才黒人ピアニストは粗野なイタリア系用心棒を雇い、あえて差別の色濃い南部でのコンサートツアーへ向かうのだが、旅の終わりに待ち受ける奇跡とは――?監督は「メリーに首ったけ」(98)のピーター・ファレリー。用心棒トニーを演じるのは、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズでも知られ、2度アカデミー賞®にノミネートのヴィゴ・モーテンセン、天才ピアニストのシャーリーには「ムーンライト」(16)で同賞を獲得したマハーシャラ・アリ。
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