時は幕末、迫る外国の脅威に備え、安中藩主・板倉勝明は藩士を鍛えるため、十五里(約58km)の山道を走る遠足(とおあし)を開催する。勝てばどんな望みも叶えられるという夢のような大会のはずが、とある行き違いにより幕府への反逆とみなされ、藩士不在の城に安中藩とり潰しを狙う刺客が送り込まれてしまう。ただ一人、迫る危機を知った男は、計画を食い止めるため、走り出す─。
新着映画情報
佐藤健 |
監督:バーナード・ローズ |
2018/日本/105分 |
行きはマラソン 帰りは戦
日本のマラソンの発祥といわれ、現在も160年以上にわたり受け継がれている史実「安政遠足(あんせいとおあし)」を舞台とする土橋章宏の小説『幕末まらそん侍』を基に、日本を代表する豪華キャストとアカデミー賞®受賞歴を持つ世界的スタッフが集結して、全く新しい幕末エンタテインメントを誕生させた。主演の佐藤健が演じるのは、平凡な侍の姿を借りて幕府のスパイとして藩に潜入する忍び・唐沢甚内(からさわ・じんない)。遠足に参加し、やがて藩の存亡をかけた戦いへと身を投じていく。監督は「不滅の恋/ベートーヴェン」(94)のバーナード・ローズ。
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