産卵を終えた母ペンギンは大切な卵を父ペンギンに渡し、一路海へ。父は母が帰るまでの約120日間、絶食状態で卵を温めて孵化したヒナを守る。経験の浅い父は抱卵に失敗したり、ヒナが天敵に襲われることもある。集団の中でも最長老の43歳の父ペンギンは子育ての大ベテランであり、無事にヒナを母に受け渡すことができた。両親は海とオアモック(氷丘のオアシス)を往復して、食欲旺盛なヒナを育てていく。夏が近づく頃、両親はヒナに別れを告げる。そして灰色の羽毛が抜け始める頃、ヒナは何かに導かれるように歩き出す。その厳しい旅の末に辿り着いたのは……。
新着映画情報
『皇帝ペンギン ただいま』
原題:L'empereur
配 給 : | ハピネット |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2018年08月25日 |
映画館: | YEBISU GARDEN CINEMA、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー |
ナレーション:ランベール・ウィルソン |
監督:リュック・ジャケ |
2017/フランス/ビスタ/85分/字幕翻訳:佐藤南 |
“必ず帰ってくる”という約束の物語
アカデミー賞®長編ドキュメンタリー賞を受賞した「皇帝ペンギン」(05)の続編。12年の時を経てリュック・ジャケ監督が再びメガホンを取った。撮影に最新鋭のデジタル4Kカメラとドローンを導入し、水温マイナス1.8℃のなか、南極海では史上初となる水深70mの水中撮影にも挑んだ。透き通る南極海を飛ぶように狩りをする皇帝ペンギンの雄姿と、氷海下に生息する多様な生物の撮影にも成功。まだ子供の羽毛に覆われている若いペンギンたちの初めての旅に密着し、厳しい自然の中で一生懸命に生きる彼らの姿と親子の絆を感動的に描き出す。
© BONNE PIOCHE CINEMA – PAPRIKA FILMS - 2016 - Photo : © Daisy Gilardini