ジェームスは、外気から遮断された小さなシェルターで、両親と3人で暮らす25歳の青年。ドームの中から砂漠と化した地上を眺めるだけで、地下の生活が彼の全てだった。子供の頃から毎週ポストに届く教育ビデオ「ブリグズビー・ベア」を見て育った彼は、今は「ブリグズビー・ベア」の世界の研究に勤しむ毎日を送っていた。少し退屈でも、パソコンでチャットする友人や仲の良い両親と、平和な日々がずっと続くのだと思っていた。
しかし、ある日突然、警察に連れ去られ、両親は逮捕されてしまう。「あなたが一緒に住んでいた男女は25年前にあなたを誘拐したのです」 突如、外の世界で“本当の家族”とともに暮らすことになったジェームス。偽の両親によって作られた教育番組「ブリグズビー・ベア」から得た知識だけで育った彼の「常識」が、周囲の人々を騒動に巻き込んでいく…。
新着映画情報
『ブリグズビー・ベア』
原題:Brigsby Bear
配 給 : | カルチャヴィル |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2018年06月23日 |
映画館: | ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか公開 |
カイル・ムーニー |
監督:デイヴ・マッカリー |
2017/アメリカ/シネマスコープ/97分/PG12 |
大切なことはすべて、「彼」が教えてくれた――
サンダンス映画祭やカンヌ映画祭でその独創的なキャラクターと興味深いストーリーで話題をさらった、可笑しくてちょっぴりせつないハートウォーミングなドラマ。主人公ジェームスを演じるのはテレビ番組「サタデー・ナイト・ライブ」で活躍するコメディアンのカイル・ムーニー。ジェームスの育ての親を「スター・ウォーズ」シリーズのマーク・ハミル、カウンセラーのエミリーを海外ドラマ「HOMELAND」でゴールデン・グローブ賞とエミー賞をW受賞したクレア・デインズが演じる。
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