大学を追われた神経生物学者のピエトロ・ズィンニは、仲間と合法ドラッグ製造でひと儲けを企むも逮捕され服役していた。世間では新しいドラッグが蔓延し、摘発に手を焼いていたパオラ・コレッティ警部は犯罪履歴の帳消しと引き換えに彼に捜査の協力を持ちかける。かくしてピエトロは国内外ばらばらになった研究者仲間を再び結集し、事件解決のため奔走するが―。
新着映画情報
『いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち』
原題:Smetto quando voglio-Masterclass
配 給 : | シンカ |
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公開日: | 2018年05月26日 |
映画館: | Bunkamuraル・シネマほか全国ロードショー |
エドアルド・レオ |
監督:シドニー・シビリア |
2017/イタリア/シネマスコープ/119分/字幕翻訳:山田香苗/PG12 |
不遇な天才たちが仕掛ける予測不能の敗者復活戦。
2009年、ギリシャを発端に始まった欧州危機はイタリアにも拡大、ユーロ圏の深刻な不況はローマの大学研究者たちにも影響を及ぼし解雇者が続出。そうした学究の道を断たれ社会から弾き出された研究者たちが、その頭脳を使って社会を欺き、鬱屈した日常をぶっ飛ばすイタリア発の痛快な風刺コメディ。主人公の神経生物学者を演じるのは「おとなの事情」(16)のエドアルド・レオ。
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