1977年、ミネソタ。母親を交通事故で亡くした少年ベン。父親とは一度も会ったことがなく、なぜか母は父のことを語ろうとしなかった。ある嵐の夜、母の遺品の中から父の手掛かりを見つけたベンは、落雷にあって耳が聞こえなくなりながらも、父を探すためひとりニューヨークへと向かう。1927年、ニュージャージー。生まれた時から耳が聞こえない少女ローズは、母親のいない家庭で厳格な父親に育てられる。憧れの女優リリアン・メイヒューの記事を集めることで寂しさを癒していたローズは、リリアンに会うためひとりニューヨークへと旅立つ。新たな一歩を踏み出した二人は、謎の絆に引き寄せられていく。そして、大停電の夜、何かが起ころうとしていた――。
新着映画情報
『ワンダーストラック』
原題:Wonderstruck
配 給 : | KADOKAWA |
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公開日: | 2018年04月06日 |
映画館: | 角川シネマ有楽町、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー |
オークス・フェグリー |
監督:トッド・ヘインズ |
2017/アメリカ/カラー・モノクロ/シネマスコープ/5.1ch/117分/字幕翻訳:松浦美奈 |
いつだって、人生は驚きと幸せのワンダーランド。
「キャロル」(15)のトッド・ヘインズ監督が、「ヒューゴの不思議な発明」(11)原作者ブライアン・セルズニックの同名ベストセラー小説を映画化。1977年のミネソタに住む少年ベンと、1927年のニュージャージーに住む少女ローズを主人公に、見失ってしまった大切なものを探しに旅に出るという2つの物語が交互に語られていく。本作で脚本家デビューを果たした原作者のセルズニックは、ローズのパートは<白黒でサイレント>、ベンのパートは<カラーで音あり>で描くなど、独創的にその世界観の違いを表現。
少年ベンを演じるのは、「ピートと秘密の友達」(16)の天才子役オークス・フェグリー。少女ローズ役には、自身も聴覚障害を持ち、今回映画初出演となる13歳のミリセント・シモンズが大抜擢された。この二人をつなぐ重要な役どころとなる人物を演じるのは、「アイム・ノット・ゼア」(07)に続き、ヘインズ監督と4度目のタッグとなるオスカー女優のジュリアン・ムーア。少年ベンの母親役には、「マンチェスター・バイ・ザ・シー」(16)のミシェル・ウィリアムズが扮している。
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