2007年。新聞社の実習生シャオチーは、ある嵐の夜、郊外の山道で車同士の当て逃げ事故を目撃する。被害者の男性は死亡、助手席の女性も瀕死の状態だった。シャオチーは現場から逃走する車を撮影するが、記事にはならず、また犯人が捕まることもなかった。
それから9年後。敏腕記者となったシャオチーは、取材の帰り道に買ったばかりの中古車をぶつけてしまう。破損した車を自動車修理工に見せると、その車は過去にも事故に遭っていることが判明。さらに警察で調べたところ、なんと以前の持ち主は9年前の当て逃げ事故の被害者だった。シャオチーは、先輩記者マギーの協力を得て、独自に事故の真相を調べ始める。事故の直後に失踪した被害者女性、彼女につきまとう影、消された証拠写真、そして逃走車の所有者として浮かび上がる意外な人物……。関係者たちの証言がことごとく食い違う中、シャオチーはある結論を導き出す。それは永久に続く悪夢の始まりだった——。
新着映画情報
『目撃者 闇の中の瞳』
原題:目撃者 / Who Killed Cock Robin
配 給 : | フルモテルモ/コピアポア・フィルム |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2018年01月13日 |
映画館: | 新宿シネマカリテほか全国ロードショー |
カイザー・チュアン |
監督:チェン・ウェイハオ |
2017/台湾/北京語・台湾語/シネマスコープ/5.1ch/117分/PG12 |
9年前の死亡事故。当事者は7人。事件の真相は、誰も知らない――
この数年、ホラーやサスペンスなどジャンル映画の快進撃が続く台湾映画。その先陣を切っているのが33歳の新鋭監督、チェン・ウェイハオ(程偉豪)だ。興行・批評の両面で大成功を収めた長編デビュー作のホラー「紅衣小女孩」(日本未公開)に続く本作は、生身の人間の恐ろしさを描き切った犯罪スリラー。
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