憧れのニューヨーク・ポスト紙で働く21歳のスザンナ・キャハランは、1面を飾る記者になる夢へと突き進んでいた。付き合い始めたばかりのミュージシャンの恋人スティーヴンを両親に紹介し、仕事も恋も順調だ。ところが、“それ”は突然やって来た。物忘れがひどくなり、トップ記事になるはずの大切な取材で、大失態を犯してしまう。幻覚や幻聴に悩まされて眠れず、遂には全身が痙攣する激しい発作を起こして入院するが、検査結果は「異状なし」。日に日に混乱し、会話も出来なくなったスザンナを見て、精神科への転院をすすめる医師たち。だが、両親とスティーヴンは、スザンナの瞳の奥の叫びを感じていた――。
新着映画情報
『彼女が目覚めるその日まで』
原題:Brain on Fire
配 給 : | KADOKAWA |
---|---|
公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2017年12月16日 |
映画館: | 角川シネマ有楽町ほか全国ロードショー |
クロエ・グレース・モレッツ |
監督:ジェラルド・バレット |
2016/カナダ・アイルランド/英語/シネマスコープ/5.1ch/89分/字幕翻訳:松浦美奈 |
彼女の命は、絶対にあきらめない──
ある日突然、人格を奪われ正気と狂気の間をさまよう病にかかったとしたら── その病は2007年になってようやく急性脳炎の一つと位置付けられ、正式に「抗NMDA受容体脳炎」という名前が与えられるまで、精神の病や悪魔憑きと判定され、正しい治療を受けることすら難しかったのだ。2009年にこの病にかかった、ニューヨーク・ポスト紙の記者であるスザンナ・キャハランが、壮絶な闘病の日々を、医療記録や家族の日誌などから再現したノンフィクションを発表。NYタイムズのベストセラー・ノンフィクション第1位に輝いた本書を「キックアス」のクロエ・グレース・モレッツ主演で映画化。
©2016 ON FIRE PRODUCTIONS INC.