密室に集められた5人の男女。頭には目の部分がくり貫かれたバケツが被せられ、身体には鎖が繋がれている。その鎖は対面する壁に繋がっており、壁には一面に丸鋸刃(まるのこは)が付いている。“さあゲームをしよう、お前たちは嘘をついてきた罪を告白せよ、真実のみがお前らを自由にする。生きるか死ぬか、お前たち次第だ” ・・・。
遺体安置室の検視台に半裸の男。それは街中の公園で見つかった死体。死体を見つめる刑事のハロランとキース、検視官のローガンとエレノア。男が被っているバケツを外すと、顔半分がはがれ顎から上が無い。首の皮膚はジグソウパズル型に切り取られている。伝説の連続殺人犯“ジグソウ”のやり口――殺害したのはジグソウの模倣犯か?傷の奥から抜きだしたUSBスティックをパソコンで起動すると、「ゲームは始まった。4人の罪人が犯した罪が償われるまで終わらない」 その声はまさしくジグソウ。彼は10年前に死んだはずなのに・・・。
新着映画情報
マット・パスモア |
監督:ピーター・スピエリッグ |
2017/アメリカ/シネマスコープ/91分 |
“さあゲームをしよう”
2004年の公開時、世界をかつてない衝撃に陥れた<ソリッド・シチュエーション>(究極の状況設定)スリラーの「ソウ」。オーストラリアの若き才能ジェームズ・ワンとリー・ワネルによって生み出されたこの傑作シリーズの終焉から7年、その最新作が「ジグソウ:ソウ・レガシー」として復活した。本作でメガホンを取ったのは「デイブレイカー」(09)「プリデスティネーション」(14)などで知られる気鋭の双子兄弟、マイケル・スピエリッグとピーター・スピエリッグ。
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