14歳のマイクはクラスのはみだし者。同級生からは変人(サイコ)扱い、しかも母親はアル中で、父親は浮気中。そんなある日、チックというちょっと風変わりな転校生がやって来る。夏休み、二人は無断で借用したオンボロ車“ラーダ・ニーヴァ”に乗って南へと走り出す。窮屈な生活から飛び出して、全く違う景色を目にしていく二人。しかし旅は順風満帆にはいくはずもなく、警官に追われたりガス欠になったりトラブル続き。そんな危険な目に遭いながらも、出会う人々と心を通わせ、自分たちの居場所を見つけていく。やがて無鉄砲で考えなしの旅は、マイクとチックにとって一生忘れることのできないものになっていく―。
新着映画情報
『50年後のボクたちは』
原題:Tschick / Goodbye Berlin
配 給 : | ビターズ・エンド |
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公開日: | 2017年09月16日 |
映画館: | ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー |
トリスタン・ゲーベル |
監督:ファティ・アキン |
2016/ドイツ/ビスタ/93分/PG12 |
未来なんて、クソくらえ。
ドイツ国内で220万部以上を売り上げ26カ国で翻訳されたベストセラー小説『14歳、ぼくらの疾走』を、「ソウル・キッチン」(09)のファティ・アキン監督が映画化。主演を務めるのは、ドイツの新進気鋭の注目俳優トリスタン・ゲーベルと、オーディションで才能を見い出され、見事スクリーンデビューを果たしたアナンド・バトビレグ・チョローンバータル。息の合った二人の演技が、思春期の少年の成長譚を爽やかに映し出す。
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