難しい病を抱えた母親と二人で暮らす13歳の少年コナー。家の裏窓からは教会の墓地が見え、毎夜悪夢にうなされていた。ある夜、コナーのもとに怪物がやって来て告げる。「今から、私はお前に3つの【真実の物語】を話す。4つ目の物語は、お前が話せ。」 しかも怪物は、コナーが隠している“真実”を語れと迫るのだ。頑なに拒むコナー。しかしコナーの抵抗など意にも介さず、その日を境に夜ごと怪物は現れ物語の幕が上がる―。
幻想的なおとぎ話のように始まり、予想を打ち砕く危険な結末に向かう3つの物語は、コナーの内なる衝動を突き動かし、彼自身を追い詰めていく。ついにコナーが4つ目の物語を語る時が訪れる。果たして彼が口にした、まさかの“物語”とは──?
新着映画情報
『怪物はささやく』
原題:A Monster Calls
配 給 : | ギャガ |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2017年06月09日 |
映画館: | TOHOシネマズ みゆき座ほか全国ロードショー |
ルイス・マクドゥーガル |
監督:J.A.バヨナ |
2016/アメリカ・スペイン/シネマスコープ/5.1ch/109分/字幕翻訳:藤澤睦実 |
その怪物が喰らうのは、少年の真実──。
英国史上初のカーネギー賞とケイト・グリーナウェイ賞のW受賞という快挙を果たした世界的ベストセラー小説の映画化。原作に魅了された「パンズ・ラビリンス」(06)のプロデューサーが、「永遠のこどもたち」(07)「インポッシブル」(12)のJ.A.バヨナとタッグを組み、妖しくも美しいダークファンタジーを完成させた。主人公の少年には「PAN 〜ネバーランド、夢のはじまり〜」(15)で脚光を浴びた新星ルイス・マクドゥーガル。母親役にはフェリシティ・ジョーンズ、祖母役にはシガニー・ウィーバー、怪物の声をリーアム・ニーソンが演じ、モーションキャプチャーにも挑戦した。2016年スペインのアカデミー賞とも言われるゴヤ賞を最多9部門受賞し、同年スペイン年間映画興収No.1という大ヒットを記録した注目作。
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