カナダのプリンス・エドワード島。花が一斉に咲き誇る春、農場を営む年配のマシュウ・クスバートと妹マリラの家、グリン・ゲイブルス(緑の切妻)にひとりの少女がやって来た。夢見がちで楽しいおしゃべりを繰り広げる少女の名はアン・シャーリー。働き手となる11歳の男の子を孤児院から引き取るつもりだった兄妹は戸惑うが、むげに追い返すわけにもいかず、アンに別の引き取り手が見つかるまで家に置くことにする。
翌日からアンは、厳格なマリラに命じられて慣れない家畜の世話などを手伝う一方で、口下手だが聞き上手なマシュウにいろんな話をする。5歳で両親を亡くし、他人の家や孤児院で過酷な生活を送ってきたアン。辛いときに助けになったのが豊かな想像力だったのだ。
豊かすぎる想像力のせいで次々と騒動を起こしてしまうアン。親友ダイアナとの友情、ハンサムなギルバートとの喧嘩、マシュウからの素敵なクリスマス・プレゼント。アンはグリン・ゲイブルスに欠かせない一員となっていくが……。
新着映画情報
『赤毛のアン』
原題:L.M. Montgomery’s Anne of Green Gables
配 給 : | シナジー |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2017年05月06日 |
映画館: | 新宿バルト9ほか全国ロードショー |
エラ・バレンタイン |
監督:ジョン・ケント・ハリソン |
2015/カナダ/ビスタ/5.1ch/89分/字幕翻訳:内海千広 |
持っているのは、豊かな想像力。
子供から大人まで世界中の女性たちに愛される「アン」は、赤毛で、そばかすだらけで、やせっぽち。お世辞にも美少女とは言えないけれど、豊かな想像力と楽しいおしゃべりで周囲の人々をとりこにしてしまう――。カナダ東部のプリンス・エドワード島を舞台にアンが巻き起こす大騒動と彼女の成長を描いた不朽の名作『赤毛のアン』は、1908年にカナダの女性作家L.M.モンゴメリによって生み出された。
本作では、L.M.モンゴメリの孫娘ケイト・マクドナルド・バトラーが製作総指揮で参加。主演のアン役にはオーディションによって選ばれたカナダ出身のエラ・バレンタイン。共演は、口下手だがアンをこよなく愛し、よき理解者となるマシュウにハリウッドの名優マーティン・シーン、厳格だが愛情深いマリラにはカナダの名女優サラ・ボッツフォード。
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