サスカインド家の次男オーウェンは、2歳の時に自閉症を発症し、6歳まで誰ともコミュニケーションが取れなくなってしまっていた。失意に暮れながら過ごす父と母は、ある日、オーウェンが発する意味をなさないモゴモゴとした言葉が、彼が毎日擦り切れるほど観ていたディズニー・アニメーション『リトル・マーメイド』に登場するセリフであることに気づいた。意を決した父が、オーウェンが大好きなディズニーキャラクターのオウムの“イアーゴ”になりきって語りかけると、まるで魔法のように、オーウェンが言葉を返した。数年ぶりの息子の言葉にこみ上げる涙をこらえながら、イアーゴとしての会話を続ける父。こうして、父と母、そして兄による、ディズニー・アニメーションを通じた「オーウェンを取り戻す」ための作戦が始まった!
新着映画情報
『ぼくと魔法の言葉たち』
原題:Life, Animated
配 給 : | トランスフォーマー |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2017年04月08日 |
映画館: | シネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー |
オーウェン・サスカインド |
監督:ロジャー・ロス・ウィリアムズ |
2016/ アメリカ/91分/字幕翻訳:松浦美奈 |
言葉をなくした少年を変えたのは、家族の愛とディズニーのキャラクターたちだった!
自閉症により2歳で言葉を失い、孤独な世界に閉じ込められた少年オーウェン。本作は、彼が家族の愛情とサポートのもと、大好きなディズニー・アニメーションを通じて徐々に言葉を取り戻していった様子と、障害を抱えながらも底抜けに明るく、前向きに社会と向き合い、自立を勝ち取るまでの姿をユーモアたっぷりに、そして感動の涙とともに描く傑作ドキュメンタリー。メガホンを取ったのは、アフリカ系アメリカ人監督として初めてオスカー(アカデミー賞®短篇ドキュメンタリー賞『Music by Prudence』)に輝いたロジャー・ロス・ウィリアムズ。劇中には、ディズニー社から異例の使用許諾を受け、ディズニー・アニメーションの名作が数多く登場している。
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