自閉症スペクトラムと診断された少年ネイサンは、他人とのコミュニケーションが苦手な反面、数学の理解力に関しては飛びぬけた才能を持っていた。母親ジュリーは、普通の学校に適応できない息子の才能を伸ばそうと、数学教師ハンフリーズに個人指導を依頼する。その結果、ネイサンは国際数学オリンピックのイギリス代表チームの一員に選ばれるまでになる。代表チームの台北合宿に参加したネイサンは、そこでライバルの中国チームの少女チャン・メイと出会う。彼女と共に学ぶ日々は、数学一色だったネイサンの人生をカラフルに変え、彼を大きく成長させていく。そして、数学オリンピック当日、ネイサンは人生最大の選択を迫られる・・・。
新着映画情報
『僕と世界の方程式』
原題:X+Y
配 給 : | レスペ |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2017年01月28日 |
映画館: | YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次ロードショー |
エイサ・バターフィールド |
監督:モーガン・マシューズ |
2014/イギリス/シネマスコープ/111分/PG12 |
間違いなんか、どこにもない。数学オリンピックを目指す天才少年が見つけた幸せのアルゴリズム。
大好きだった父を事故で亡くし周囲に心を閉ざしてしまった少年が、数学の才能で自ら道を拓いていく姿を描き、世界を爽やかな感動で包んだハートウォーミングな人生賛歌。主人公ネイサンを演じるのは、「ヒューゴの不思議な発明」やティム・バートン監督最新作「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」(2017年2月公開予定)も話題の、イギリスの次世代スター、エイサ・バターフィールド。共演は、「ブルージャスミン」のサリー・ホーキンス、「おみおくりの作法」のエディ・マーサン、「もうひとりのシェイクスピア」のレイフ・スポールなどイギリスの名優たち。監督はTVのドキュメンタリー作品を数多く手掛けて高い評価を受け、これが長編劇映画デビューとなるモーガン・マシューズ。本作の物語は、マシューズ自身が製作したドキュメンタリー「Beautiful Young Minds」(07)で扱った実在の自閉症児の記録をドラマ化したもの。製作は「リトル・ダンサー」のデヴィッド・M・トンプソン。
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