『セルフレス／覚醒した記憶』

NYを支配した頭脳 x 特殊な戦闘能力を持つ肉体＝彼らは脅威の“最終兵器”に変貌する──

　「ザ・セル」「インモータルズ ─神々の戦い─」のターセム・シン監督が、不老不死をテーマに描くSFアクション。NYの富豪ダミアンの頭脳を転送された肉体・若いダミアンを演じるのは、「デッドプール」のライアン・レイノルズ。ダミアンには名優ベン・キングズレー。天才科学者のオルブライトには、「イミテーション・ゲーム／エニグマと天才数学者の秘密」のマシュー・グード。
　　　　　

　＜NYを創った男＞と称えられる著名な大富豪の建築家ダミアン・ヘイルは、余命半年と宣告される。偉大な知性とカリスマ性をあわせ持ち、政界や財界をも操るダミアンでさえ〈ガン〉には勝てなかった。支配的な父を嫌うひとり娘のクレアとの仲も修復できず絶望するダミアンに、天才科学者のオルブライトが、遺伝子操作で作った肉体に頭脳を転送しないかともちかける。莫大な料金と引き換えに68歳のダミアンは死に、若い肉体の新たな人生が始まる。だが、ある日薬を飲み忘れたダミアンは、あまりにもリアルな幻覚を見る。彼の新たな肉体はクローンではなく、マークという妻と幼い娘がいる特殊部隊の兵士だったのだ。真実を知ったダミアンとマークの妻は、オルブライト率いる秘密組織に命を狙われる。果たして、組織の正体とは？ 今、知能×パワー＝〈最強兵器〉に生まれ変わった男の、たった一人の闘いが始まる──。