14歳。子供でもない、大人でもない狭間の時期。画家を目指すダニエルは沢山の悩みを抱えていた。中学生になっても女の子のような容姿で、クラスメイトからミクロ(チビ)と呼ばれて馬鹿にされており、恋するローラにはまったく相手にされていない。おまけに母親は過干渉で、兄貴は暴力的なパンク野郎だ。誰も本当の自分を理解してくれない……。
そんなある日、ダニエルのクラスに変わり者の転校生がやってくる。名前はテオ。目立ちたがり屋で、自分でカスタマイズした奇妙な自転車を乗り回し、趣味の機械いじりのせいでガソリンの匂いを漂わせている。周囲から浮いた存在のダニエルとテオは意気投合し、やがて親友になっていく。学校や家族、そして仲間達、みんなが二人を枠にはめて管理しようとしてくる。息苦しくうんざりするような毎日を脱出するため、彼らは“ある計画”を考え付く。それは、スクラップを集めて自分たちで“夢の車”を作り、夏休みに旅に出ることだった──。
新着映画情報
『グッバイ、サマー』
原題:Microbe et Gasoil / Microbe & Gasoline
配 給 : | トランスフォーマー |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2016年09月10日 |
映画館: | YEBISU GARDEN CINEMA、新宿シネマカリテほか全国ロードショー |
アンジュ・ダルジャン |
監督:ミシェル・ゴンドリー |
2015/フランス/104分/字幕翻訳:星加久実/PG12 |
14歳。僕らの夏休みは永遠の想い出
「エターナル・サンシャイン」「僕らのミライへ逆回転」「ムード・インディゴ うたかたの日々」など、創造性と遊び心に満ちた独特の世界観で絶大な支持を得る映像作家、ミシェル・ゴンドリーの自伝的青春ストーリー。主演の少年二人を演じるのはオーディションで選ばれた新人、アンジュ・ダルジャン(ダニエル役)とテオフィル・バケ(テオ役)。「アメリ」「ムード・インディゴ うたかたの日々」のオドレイ・トトゥが彼らを見守る母親役で脇を固める。
© Partizan Films - Studiocanal 2015