1945年5月8日、ロンドンは、歓喜に沸いていた。6年間も続いた戦争が、まもなく正式に終わるのだ。国を挙げてのお祝いの夜に、エリザベス王女と妹のマーガレットは何とか国王から外出の許しを得て、生まれて初めてのお忍びでバッキンガム宮殿をあとにする。約束の門限は1時、付き添いは2人の近衛兵、行き先はリッツ・ホテル。ところが、監視の目が離れた隙に、シャンパンで勢いづいたマーガレットがホテルを飛び出し、キラキラと輝く街へと繰り出す。あわてて追いかけるエリザベスを待っていたのは、人生を変える一夜だった──。
新着映画情報
『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』
原題:A Royal Night Out
配 給 : | ギャガ |
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公開日: | 2016年06月04日 |
映画館: | シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー |
サラ・ガドン |
監督:ジュリアン・ジャロルド |
2015/イギリス/シネマスコープ/5.1ch/97分/字幕翻訳:寺尾次郎/PG12 |
若き日のエリザベス女王、生涯始めての自由時間。
今年生誕90周年を迎え、イギリス史上最高齢・最長在位の君主であるエリザベス女王は、王女時代、ロンドンの街中でお忍びの一夜を過ごした。時は1945年5月8日、ヨーロッパ戦勝記念日を祝うために、当時19歳のエリザベスは、父である国王ジョージ6世の許しを得て外出し、王宮の外で“英国王のスピーチ”に耳を傾け、リッツ・ホテルでワルツを踊ったという。その逸話を基に、プリンセスが最初で最後の自由を謳歌した、ときめきと感動の一夜を映画化。エリザベス王女には、「危険なメソッド」「コズモポリス」のサラ・ガドン。監督は「キンキーブーツ」「ジェイン・オースティン 秘められた恋」のジュリアン・ジャロルド。
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