2005年、へヴィメタルをこよなく愛する金融トレーダーのマイケルは、格付の高い不動産抵当証券の何千もの事例を調べていく中で、返済の見込みの少ない住宅ローンを含む金融商品(サブプライム・ローン)は、数年以内にデフォルト(債務不履行)に陥る可能性がある事に気付く。だが、その予測はウォール街からも投資家からも相手にされずにいた。そんな中、マイケルは「クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)」という金融取引に目をつけ、サブプライム・ローンの価値が暴落した時に巨額の保険金を手に出来る契約を投資銀行と結ぶ。
同じ頃、ウォール街の若き銀行家ジャレドは、マイケルの戦略を察知し、信用力の低い多くの低所得者に頭金なしで住宅ローンを組ませている大手銀行に対して不信感を募らせているヘッジファンド・マネージャーのマークにCDSに大金を投じるべきだと勧める。また、この住宅バブルを好機と捉え、ウォール街で地位を築こうと野心に燃える若き投資家ジェイミーとチャーリーの2人は、勝負をかけるにあたり、今は一線を退いた伝説の銀行家・ベンに相談を持ちかける。ベンは自らのコネクションを使って彼らのウォール街への挑戦を後押しすることを決意する。
2008年、遂に、住宅ローンの破綻に端を発する市場崩壊の兆候が現れ、マイケル、マーク、ジャレド、ベンの大勝負が始まる―。
新着映画情報
『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
原題:The Big Short
配 給 : | 東和ピクチャーズ |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2016年03月04日 |
映画館: | TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー |
クリスチャン・ベイル |
監督:アダム・マッケイ |
2015/アメリカ/シネマスコープ/130分 |
ウォール街 vs アウトロー これがリーマンショックの真実だ。
映画「マネーボール」の原作者であるマイケル・ルイスの著書『世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち』を基に、ブラッド・ピットが「マネーボール」に続いてプロデューサーを務め、アダム・マッケイ監督が映像化。世界経済を襲ったリーマンショックの裏側でいち早く経済破綻の危機を予見し、ウォール街を出し抜いた4人のアウトローたちの真実の物語が描かれる。ウォール街の巨大金融機関を敵に回す4人の型破りな金融マンに、クリスチャン・ベイル、スティーヴ・カレル、ライアン・ゴズリング、ブラッド・ピットといった人気・実力ともに兼ね備えた豪華キャストが集結。
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