白血病で余命わずかな12歳の少女アリシアは、日本のアニメ「魔法少女ユキコ」の大ファン。彼女の願いはコスチュームを着て踊ること。 娘の最後の願いをかなえるため、父ルイスは失業中にもかかわらず、高額なコスチュームを手に入れることを決意する。どうしても金策がうまくいかないルイスは、ついに高級宝飾店に強盗に入ろうとする。この彼の行動が、心に闇を抱える美しき人妻バルバラと、訳ありの元教師ダミアンを巻き込んでいく。出会うはずのなかった彼らの運命が予想もしない悲劇的な結末へと加速していく・・・。
新着映画情報
『マジカル・ガール』
原題:Magical Girl
配 給 : | ビターズ・エンド |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2016年03月12日 |
映画館: | ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次ロードショー |
ホセ・サクリスタン |
監督:カルロス・ベルムト |
2014/スペイン/シネマスコープ/127分/PG12 |
魔法少女ユキコは悲劇のはじまり。
独創的なストーリーに、全編を貫くブラックユーモア、まったく先読みできない巧みな構成、そして想像を絶するラスト――。2014年のサン・セバスチャン国際映画祭にてグランプリと監督賞をダブル受賞するなど国内外で高い評価を得た、スペインの新鋭カルロス・ベルムトの劇場映画デビュー作。異色のイラストレーター出身であるベルムト監督は、日本文化から多大な影響を受けており、劇中の登場人物、架空の日本アニメ「魔法少女ユキコ」が好きな少女アリシアの設定は勿論、江戸川乱歩「黒蜥蜴」へのオマージュや、長山洋子のデビュー曲「春はSA-RA SA-RA」を使用するなど、日本カルチャーがいたるところに散りばめられているのも見どころのひとつ。
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