1926年、デンマーク。風景画家のアイナー・ヴェイナーは、肖像画家の妻ゲルダと共に公私とも充実した日々を送っていた。そんなある日、ゲルダに頼まれて女性モデルの代役を務めたことをきっかけに、アイナーは自分の内側に潜んでいた女性の存在に気づく。それ以来、“リリー”という名の女性として過ごす時間が増えていったアイナーは、心と身体が一致しない自分に困惑と苦悩を深めていく。一方のゲルダも、夫が夫でなくなっていく事態に戸惑うが、いつしかリリーこそがアイナーの本質なのだと理解するように。移住先のパリで問題解決の道を模索するふたり。やがてその前にひとりの婦人科医が現れる――。
新着映画情報
エディ・レッドメイン |
監督:トム・フーパー |
2015/イギリス/ビスタ/120分/字幕翻訳:松浦美奈/R15+ |
夫が女性として生きたいと願った時、妻はすべてを受け入れた。
「英国王のスピーチ」でアカデミー賞®4部門を受賞し、「レ・ミゼラブル」で世界中の観客を涙させた巨匠トム・フーパーと、「博士と彼女のセオリー」でアカデミー賞®主演男優賞に輝いた若手演技派エディ・レッドメインが、「レ・ミゼラブル」に続いてタッグを組んだ本作は、今から80年以上も前に世界で初めて性別適合手術を受けたデンマーク人リリー・エルベの実話に基づき、自分らしく生きることを望んだ主人公と、その一番の理解者であり続けた妻との心の触れ合いを描いた感動作。アイナー・ヴェイナーの心の中で生まれ、やがてひとりの女性としての人生を獲得していくリリー・エルベを演じるのは、エディ・レッドメイン。その妻ゲルダ役を「コードネーム U.N.C.L.E」のアリシア・ヴィキャンデルが演じる。
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