「僕たちは20 世紀後半の2 大アーティストだ」とアンディ・ウォーホルに称えられたイヴ・サンローランだが、新しいデザインを生み出すプレッシャーに苦しんでいた。ブランドのミューズ・ルルやお気に入りのモデル・ベティ、危険な愛人ジャックと刹那的な快楽を追い求めているうちに、遂にイヴは1 枚のデザイン画も描けなくなってしまう―。
新着映画情報
『サンローラン』
原題:Saint Laurent
配 給 : | ギャガ |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2015年12月04日 |
映画館: | TOHOシネマズ シャンテほか全国順次ロードショー |
ギャスパー・ウリエル |
監督:ベルトラン・ボネロ |
2014/フランス/ビスタ/5.1ch/151分/字幕翻訳:松浦美奈/R15+ |
時代が創った、美しき怪物
20 世紀のファッション界を席巻し、「モードの帝王」と呼ばれたサンローラン。1970 年代半ば、絶頂期だったはずの彼に何があったのか──そこには、華麗な成功の裏に隠された、命を削るほどの創造の苦しみとスランプがあった。公には一切語られなかった〈真実〉に迫るため、“モンドリアン・ルック”“スモーキング”で世界的大ブレイク直後の1967 年から激動の10 年間を描く衝撃作。イヴ・サンローランを演じるのは「ハンニバル・ライジング」のギャスパー・ウリエル。 監督は「メゾン ある娼館の秘密」のベルトラン・ボネロ。彼は、サンローラン・スタイルのクリアだが艶と奥行きもある独特の色合いを再現するために全編を35mmで撮影。
© 2014 MANDARIN CINEMA - EUROPACORP – ORANGE STUDIO – ARTE FRANCE CINEMA – SCOPE PICTURES / CAROLE BETHUEL