1955年、アメリカ。マグナム・フォトに所属する、野心溢れる若手写真家デニス・ストックはもっと世界を驚嘆させる写真を撮らなければと焦っていた。無名の新人俳優ジェームズ・ディーンとパーティで出会ったストックは、彼がスターになることを確信し、LIFE誌に掲載するための密着撮影を持ち掛ける。ディーンを追いかけ、LA、NY、そして彼の故郷のインディアナまで旅するストック。初めは心が通じ合わなかった二人だが、次第に互いの才能に刺激されていく。そして彼らの運命だけでなく時代まで変える写真が、思わぬ形で誕生するのだが──。
新着映画情報
デイン・デハーン |
監督:アントン・コービン |
2015/カナダ・ドイツ・オーストラリア/シネマスコープ/5.1ch/112分/字幕翻訳:佐藤恵子/PG12 |
彼の<今>を永遠に――それが僕の使命だった。
1950年代、ハリウッドに初めて真の“演技”をもたらし、24歳でこの世を去った伝説の大スター、ジェームズ・ディーンと、その死の直前の一番輝いていた瞬間を捉えた「LIFE誌」の天才写真家デニス・ストックとの知られざる2週間の旅路を描く。ジェームズ・ディーン役には、「アメイジング・スパイダーマン2」のデイン・デハーン。写真家デニス・ストック役には「トワイライト」シリーズのロバート・パティンソン。監督は、自身もU2、ビョークなど世界のアーティストから愛される写真家のアントン・コービン(監督作「コントロール」)。
Photo Credit: Caitlin Cronenberg © See-Saw Films