アメリカ空軍のトミー・イーガン少佐は、F-16戦闘機のパイロットから無人戦闘機の操縦士に転身し、政府のテロリスト掃討作戦に貢献してきた優秀な軍人である。しかしトミーはやるせない違和感に囚われていた。ラスベガス郊外のマイホームと砂漠の空軍基地を車で毎日往復し、エアコンが快適に効いたコンテナ内のオペレーションルームにこもって、圧倒的な破壊力を誇るミサイルをクリックひとつで発射する。音声の出ないモニターだけで戦場の状況を確認するその任務は、まるでゲームのように現実感が欠落しているのだ。CIAの対テロ特殊作戦に参加したトミーは、度重なる過酷なミッションにじわじわと精神を蝕まれ、愛妻モリーとの関係までも冷えきっていく。やがてストレスが限界を超えたトミーは、冷徹な指揮官からの人命を軽んじた爆撃指令への反抗を決意するのだった――。
新着映画情報
『ドローン・オブ・ウォー』
原題:Good Kill
配 給 : | ブロードメディア・スタジオ |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2015年10月01日 |
映画館: | TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー |
イーサン・ホーク |
監督:アンドリュー・ニコル |
2014/アメリカ /シネマスコープ/104分/字幕翻訳:松浦美奈/ R15+ |
これが、現在(いま)の戦争だ―。
「ガタカ」「TIME/タイム」のアンドリュー・ニコル監督が放つ最新作は、敵に何の気配も察知されることなく一瞬にして爆撃を遂行する“空の殺人兵器”を全面的にフィーチャー。ひとりのドローン操縦士の日常に焦点を絞り、現代における戦争の知られざる真実を暴き出した問題作。主演は、「ガタカ」「6才のボクが、大人になるまで。」のイーサン・ホーク。
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