![ストーリー](http://www.movienet.co.jp/images/movie_icon_story.gif)
1939年11月8日、ミュンヘンのビアホールで毎年恒例のミュンヘンー揆記念演説を行っていたアドルフ・ヒトラーは、悪天候のためにいつもより早く切り上げた。その直後、ホールに仕掛けられていた時限爆弾が爆発。ヒトラーが退席して13分後のことだった。8人を死に至らしめた爆破装置は精密かつ確実、計画は緻密かつ大胆。その手口から、独秘密警察ゲシュタポはクーデターや英国諜報部の関与を疑ったが、逮捕されたのは、田舎に暮らす平凡な家具職人、ゲオルク・エルザーと名乗る36歳の男だった。大物の黒幕の存在を確信したヒトラーは、決行日までに彼が歩んできた人生のすべてを徹底的に調べるように命じる。 音楽やダンス、恋に興じ、家具職人として働く平凡な男から語られる真実とは――?