コスタリカ沖に浮かぶ島に建設された「ジュラシック・ワールド」は、目を見張るアトラクションが満載の最先端のテーマパーク。子供たちはふれあい動物園でおとなしいトリケラトプスの赤ちゃんに乗り、モササウルスが水中から飛び出して“おやつ”のホホジロザメにかぶりつくエサやりショーでは歓声が沸き、家族連れは安全な環境の中で様々な種類の恐竜が歩き回る様子を見て感激している。
パーク内の全ての場所を監督するのは、出世に燃える野心家のクレアだ。そんな彼女を2人の甥っ子、16歳のザックと11歳のグレイが突然訪ねてくる。彼女には子供たちの相手をしている時間はない。そこで甥たちにフリーパスを渡して乗り物に乗せ、自分たちでパーク内を見学させることにする。
恐竜たちを奇跡的に蘇らせたのは、遺伝学者ヘンリー・ウー博士。パークの創設者であるハモンドの会社、インジェン社で働いていた人物だ。現在は「ジュラシック・ワールド」の後援者で巨額の富を持つ億万長者サイモン・マスラニの元で研究を続けている。パークをビジネスとして成功させるにはリピーターを増やす必要があり、そのためには毎年新しい種を創り出さなければならない。そのプレッシャーから、ウー博士は倫理上の一線を超えて遺伝子操作を行ってしまう。それは、能力レベルが解明されていない史上初の遺伝子組み換え恐竜、インドミナス・レックスの誕生だった....。
その生態と安全性を確認するため、クレアはメイン・パークから離れた研究施設に勤務する恐竜行動学のエキスパートで元軍人のオーウェンを訪ねる。彼はそこで攻撃的なヴェロキラプトルを長年調教しており、服従させるか喰われるかという危険と隣り合わせのバランスを保ちながら、ヴェロキラプトルと信頼関係を築くことに成功していた。
そんな中、知性や攻撃性が未知数のインドミナス・レックスが逃亡し、ジャングルの奥深くへと姿を消した。それは「ジュラシック・ワールド」内の全ての生き物―恐竜や人間を問わず―の命が危険にさらされていることを意味した。2人の甥のことが心配でたまらないクレア。彼らはジャイロスフィアという360度周りが見渡せるアトラクションに乗って恐竜の間を回っているのだ。人間が恐竜の獲物と化したパニック状態の中、オーウェンとクレアは2人の救出に向かう―。
新着映画情報
『ジュラシック・ワールド』
原題:Jurassic World
配 給 : | 東宝東和 |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2015年08月05日 |
映画館: | TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー |
クリス・プラット |
監督: コリン・トレボロウ |
2015/アメリカ/シネマスコープ/125分/字幕翻訳:戸田奈津子/吹替版翻訳:平田勝茂 |
あのテーマパークが、遂にオープンする。
「ジュラシック・パーク」から22年・・・予期せぬトラブルにより実現に至らなかった、地球史上最大のテーマパークが遂にオープン!巨匠スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮をつとめ、「ジュラシック・パーク」の迫力を遥かに超える壮大なスケールで新たな世界を作り上げた。キャストには「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」で一躍知名度を上げたクリス・プラット、さらに「ターミネーター4」のブライス・ダラス・ハワードが名を連ね、初の長編映画「彼女はパートタイムトラベラー」がサンダンス映画祭で高く評価された新鋭コリン・トレボロウが監督に大抜擢。
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