フレンチアルプスに5日間のスキーバカンスにやってきたスウェーデン人一家、スマートなビジネスマンのトマスと美しい妻エバ、愛らしい娘のヴェラと息子のハリー。普段仕事に忙しいトマスは、たまに取った休暇で高級リゾートを奮発し、ここぞとばかり家族サービスに精を出す。しかし一家が山際のテラスで昼食を楽しんでいる最中、雪崩が発生してあやうく巻き込まれそうになる。幸い大事には至らなかったものの、大自然の脅威を前に、トマスがとっさに見せた“期待はずれの”行動は、エバと子供たちを大いにガッカリさせ、家族の間の空気がぎくしゃくし始める。バカンスは5日間。残された時間で、トマスは家族の信頼を取り戻し、再び「理想のパパ」の座に返り咲くことが出来るのか、そしてバラバラになった家族の心は、再びひとつに戻る事ができるのか―?
新着映画情報
『フレンチアルプスで起きたこと』
原題:Turist / Force Majeure
配 給 : | マジックアワー |
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公開日: | 2015年07月04日 |
映画館: | ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー |
ヨハネス・バー・クンケ |
監督:リューベン・オストルンド |
2014/スウェーデン・デンマーク・フランス・ノルウェー/スウェーデン語・英語/シネマスコープ/5.1ch/118分/字幕翻訳:寺尾次郎 |
陽光きらめくフレンチアルプスで、家族4人の楽しいバカンス....のはずが、家庭崩壊の危機!?
フレンチアルプスにスキーバカンスにやってきた、スマートで都会的なスウェーデン人一家がおちいった家族の危機と、そこから脱出しようとする夫と妻の心理的攻防を、絶妙なユーモアと鋭い洞察力で綴った人間ドラマ。2014年のカンヌ国際映画祭で「ある視点」部門の審査員賞に輝き、アメリカで公開されるや大ブレイク、米映画批評家協会賞の外国語映画賞最多15冠を獲得。監督リューベン・オストルンドは、北欧スウェーデンから一気に世界の映画シーンの最注目人物へと駆け上がった。
© Fredrik Wenzel