1965年3月7日、黒人の選挙権を求める525人が、マーティン・ルーサー・キングJr.牧師と共にアラバマ州セルマで立ち上がった。彼らは非暴力を貫きデモ行進を行うが、白人知事率いる州警察の暴力的鎮圧に、わずか6ブロックで妨げられてしまう。しかし“血の日曜日事件”として全米のニュースに流れたその映像は、人種をまたぎ、全国の同士たちの心に火をつける。2週間後、再び抗議のデモ行進が計画される。日々増え続ける参加者数は2.5万人にまで膨れ上がり、やがてその行進は、米国大統領を巻き込み、世論を、そして世界をも突き動かしていく――。
新着映画情報
デヴィッド・オイェロウォ |
監督:エヴァ・デュヴァネイ |
2014/アメリカ/シネマスコープ/5.1ch/128分/字幕翻訳:寺尾次郎 |
キング牧師、史上初の映画化!! <歩く>ことで世界を変えた、感動の実話――
今からちょうど50年前の1965年、黒人の選挙権を求め決行されたセルマからモンゴメリへのデモ行進。先頭に立ったのは、マーティン・ルーサー・キング・Jr.=キング牧師(1929-1968)。本作は、彼の号令のもと、黒人や白人ら2.5万人もの人々が集まり、ただ歩くことで、ジョンソン大統領を、アメリカを、そして歴史をも動かした世紀の大行進を感動的に描き上げる。キング牧師を演じるのは、本作で多くの賞に輝いているデヴィッド・オイェロウォ(「大統領の執事の涙」)。
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