モンタナの牧場で暮らす10歳のスピヴェットは、生まれついての天才だ。だが、身も心も100年前のカウボーイの父と昆虫博士の母、アイドルを夢見る姉には、スピヴェットの言動が今ひとつ分からない。さらに、双子の弟の突然の死で、家族の心はバラバラになっていた。そんな中、スピヴェットにスミソニアン学術協会から、最も優れた発明に贈られるベアード賞受賞の知らせが届く。初めて認められる喜びを知ったスピヴェットは、ワシントンDCで開かれる授賞式に出席するべく、家出を決意する。数々の危険を乗り越え、様々な人々と出会うスピヴェット。何とか間に合った受賞スピーチで、彼は<重大な真実>を明かそうとしていた──。
新着映画情報
『天才スピヴェット』
原題:The Young and Prodigious T.S. Spivet
配 給 : | ギャガ |
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公開日: | 2014年11月15日 |
映画館: | シネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開(3D/2D) |
カイル・キャトレット |
監督:ジャン=ピエール・ジュネ |
2013/フランス・カナダ/英語/シネマスコープ/5.1ch/105分/字幕翻訳:松浦美奈 |
泣き方だけが、わからない。
主人公は、10歳の天才科学者スピヴェット。彼が独りで決行した、アメリカ大陸を横断するという、壮大なスケールの家出が描かれる。「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ監督が自身初となる3Dに挑戦。独自の世界観を極めたプロダクション・デザインで徹底的に作りこんだ映像が、観る者をまさに夢の旅へと連れ出す。
スピヴェットには、本作で映画デビューのカイル・キャトレット。7歳以下の武道選手権の世界チャンピオンであり、6ヶ国語を話すという特技も持つ。昆虫の研究に人生を捧げる風変りな母親役には、「英国王のスピーチ」やティム・バートン監督作品でおなじみのヘレナ・ボナム=カーター。
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