バブル崩壊直後の1994年。夫と二人暮らしの主婦・梅澤梨花は、銀行の契約社員として外回りの仕事をしている。細やかな気配りや丁寧な仕事ぶりによって顧客からの信頼を得て、上司からの評価も高い。何不自由ない生活を送っているように見えた梨花だったが、自分への関心が薄い夫との間には、空虚感が漂いはじめていた。そんなある日、梨花は年下の大学生、光太と出会う。光太と過ごすうちに、ふと顧客の預金に手をつけてしまう梨花。最初はたった1万円を借りただけだったが、その日から彼女の金銭感覚と日常が少しずつ歪み出し、暴走をはじめる―。
新着映画情報
宮沢りえ |
監督:吉田大八 |
2014/日本/126分/PG12 |
最も美しい横領犯。
平凡な主婦が起こした巨額横領事件。何不自由のない生活を送っていたはずの彼女に、何が起きたのか―。『八日目の蟬』など女性層に抜群の人気を誇る直木賞作家・角田光代の同名ベストセラー小説を、「桐島、部活やめるってよ」の吉田大八監督が、宮沢りえを主演に迎え映画化。
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