森の中で起こったある凄惨な少女暴行殺人事件。刑事ミッキは捜査を進めていくうちに、最重要容疑者を特定する。それは一見温厚に見える宗教学の教師ドロールだった。ミッキは不法な取り調べを行い、その動画を偶然ネット上に流されたため捜査は中止に。しかしドロールの追跡をやめないミッキ。そこへ割り込んできたのは、犠牲者である少女の父親ギディだった。彼は法律で裁かれないドロールを自らの手で裁くために周到な復讐計画を練っていたのだ──。
新着映画情報
『オオカミは嘘をつく』
原題:Big Bad Wolves
配 給 : | ショウゲート |
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公開日: | 2014年11月22日 |
映画館: | ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー |
リオール・アシュケナズィ |
監督:ナヴォット・パプシャド |
2013/イスラエル/ヘブライ語・アラビア語/シネマスコープ/5.1ch/110分/字幕翻訳:伊藤幸子/R18+ |
何が正義で 何が悪か
デビュー作「ザ・マッドネス 狂乱の森」(10)が高く評価された、アハロン・ケシャレス&ナヴォット・パプシャドの若き2人の新鋭が贈る心理トラップ・ムービー。共にイスラエル出身の彼らは、争いの絶えないイスラエル社会からインスパイアされ本作を作り上げた。
残酷な少女連続殺人事件における、容疑者、被害者の父親、刑事が対峙する。物語が進むにつれ、この映画は道徳的なジレンマを観る者に問いかける。拷問を受け続けているこの男は、果たして本当に犯人なのだろうか?事件の被害者になることは、狂気の復讐者となり、暴力を正当化することになるのだろうか―?
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