1882年、西部開拓時代のアリゾナ。そこは、タフさ自慢の無法者と低モラルな民衆が町に溢れる、まさに“生活するには最悪な土地”だった。そんなアリゾナの田舎町で暮らす地味でオタクな羊飼い・アルバートは、危険で暴力的な町に生まれてしまった自分の運命を嘆き、同じくオタクな友人に「オレはこの町にハマってない。都会に行きたい…」と愚痴をこぼす冴えない日々を送っていた。そんなある日、超一流の射撃の腕を持つミステリアスな美女・アナが町に現れ、アルバートはある事をきっかけに彼女と急接近。やがて二人は恋に落ちる。しかし、時を同じくして西部最悪の大悪党・クリンチが町に乗り込んできて、アナに近づいたアルバートをなぜかぶっ殺そうとするのだった…。