「“汝、殺すなかれ”って言うけど、みんな、殺してる」
第2次世界大戦末期、双子の「僕ら」は、小さな町の祖母の農園に疎開する。粗野で不潔で、人々に「魔女」と呼ばれる老婆の下、過酷な日々が始まった。双子は、生きるための労働を覚え、聖書と辞書だけで学び、様々な“練習”を自らに課すことで肉体と精神を鍛えていく。そして、目に映った真実だけを克明にノートに記す―。
配 給 : | アルバトロス・フィルム |
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公開日: | 2014年10月03日 |
映画館: | TOHOシネマズ シャンテ、新宿シネマカリテほか全国順次公開 |
アンドラーシュ・ジェーマント |
監督:ヤーノシュ・サース |
2013/ドイツ・ハンガリー/ハンガリー語/シネマスコープ/5.1ch/111分/字幕翻訳:吉川美奈子/PG12 |
僕らは書き記す。この眼に映る、真実だけを。
両親と離れて別世界にやってきた双子の兄弟が、過酷な戦時下を、実体験を頼りに独自の世界観を獲得し、自らの信念に基づきサバイバルしていく―。ハンガリー出身の亡命作家アゴタ・クリストフによるベストセラー小説を、出版から30年を経て、ハンガリーのヤーノシュ・サース監督が遂に映画化。名撮影監督クリスティアン・ベルガー(「白いリボン」)のカメラが、田園の美しい陽光とともに、人間たちの心の闇を、陰影深く描き出している。
「“汝、殺すなかれ”って言うけど、みんな、殺してる」
第2次世界大戦末期、双子の「僕ら」は、小さな町の祖母の農園に疎開する。粗野で不潔で、人々に「魔女」と呼ばれる老婆の下、過酷な日々が始まった。双子は、生きるための労働を覚え、聖書と辞書だけで学び、様々な“練習”を自らに課すことで肉体と精神を鍛えていく。そして、目に映った真実だけを克明にノートに記す―。