映画は、1980年代初頭、イタリアの女性ジャーナリスト、オリアナ・ファラチがワレサ宅でおこなった彼へのインタビューを軸に描かれる。1970年の食糧暴動の悲劇を機に、ワレサは労働者の闘争に深く関わってゆき、次第に一人の電気工から労働者のリーダーへと政治的に大きく成長してゆく。そして彼の家族も共に時代の奔流の中で激動の日々を送ることになり、89年に「連帯」が勝利するまでが一気に語られる。
新着映画情報
『ワレサ 連帯の男』
原題:Walesa. Czlowiek z nadziei / Walesa: Man of Hope
配 給 : | アルバトロス・フィルム |
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公開日: | 2014年04月05日 |
映画館: | 岩波ホールほか全国順次ロードショー |
ロベルト・ヴィェンツキェヴィチ |
監督:アンジェイ・ワイダ |
2013/ポーランド/ポーランド語・イタリア語/シネマスコープ/デジタル5.1ch/127分/字幕翻訳:久山宏一、吉川美奈子 |
「時に君たちは、自由のために闘わなければならない」
「大理石の男」(76)「鉄の男」(81)のアンジェイ・ワイダ監督最新作。ソ連邦を中心とする共産主義国家が倒れた「東欧民主化」から今年で25年、ワイダ監督はその口火となったポーランドのグダンスクにおける独立自主管理労組「連帯」の闘いを、初代委員長レフ・ワレサと彼の家族の日々をとおして描く。ワレサ役のロベルト・ヴィェンツキェヴィチと妻ダヌタ役のアグニェシュカ・グロホフスカは、現代ポーランド映画界で最も活躍する俳優であり、ワイダ監督にはアグニェシュカ・ホランド監督「ソハの地下水道」(10)で見出された。
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