運命の相手は、ひと目でわかる──それは本当だった。高校生のアデルは、道ですれ違ったブルーの髪の女に、一瞬で心を奪われる。夢に見るほど彼女を追い求めていたその時、偶然バーでの再会を果たす。彼女の名はエマ、画家を志す美学生。アデルはエマのミステリアスな雰囲気と、豊かな知性と感性に魅了される。やがて初めて知った愛の歓びに、身も心も一途にのめり込んで行くアデル。数年後、教師になる夢を叶えたアデルは、画家になったエマのモデルをつとめながら彼女と暮らし、幸せな日々を送っていた。ところが、エマが絵の披露をかねて友人たちを招いたパーティの後、急に彼女の態度が変わってしまう。淋しさに耐えかねたアデルは、愚かな行動に出てしまうのだが──。
新着映画情報
『アデル、ブルーは熱い色』
原題:La Vie D'Adele Chapitres 1 et 2
配 給 : | コムストック・グループ |
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公開日: | 2014年04月05日 |
映画館: | 新宿バルト9、Bunkamuraル・シネマ、 ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー |
レア・セドゥ |
監督:アブデラティフ・ケシシュ |
2013/フランス/ヴィスタビジョン/179分/字幕翻訳:松岡葉子/R18+ |
あの時から、生きることは歓びになった──
2013年、第66回カンヌ国際映画祭パルムドール<最高賞>に輝いた、美しくも衝撃的な愛の物語。主演は「イングロリアス・バスターズ」や「ロビン・フッド」で、既に国際的に高く評価されているレア・セドゥと本作の演技で一躍注目の存在となった新鋭アデル・エグザルコプロス。監督のアブデラティフ・ケシシュはデビュー作の「ヴォルテールのせい」(日本未公開)でヴェネチア国際映画祭の新人監督を対象とした金獅子賞に輝き、「クスクス粒の秘密」(日本未公開)ではヴェネチア国際映画祭5部門、セザール賞4部門を受賞。本作がケシシュ監督の最高傑作にして、待望の日本初公開作となる。
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