琵琶湖畔の街で、代々不思議な力を伝承してきた一族・日出家の本家に、力の修業のため分家の涼介がやってきた。生きる伝説と呼ばれる本家跡取りの淡十郎は涼介に、自分と揃いのオートクチュールの赤い制服を着せ振り回し、いつしか、「殿」と「供」の関係に...。ある日、淡十郎の失恋をきっかけに、不思議な力を持つもう一つの一族であり、1300年にわたり日出とライバル関係にある棗(なつめ)一家と、ぶつかりあう。そして、この小さな失恋の腹いせがきっかけとなり、世界を滅ぼす大事件が勃発!
新着映画情報
濱田岳 |
監督:水落豊 |
2014/日本/114分 |
日本最大のパワースポットに住む、不思議な力を持つ一族――。 彼らは、世界の危機を救えるかッ!?
『プリンセス・トヨトミ』『鴨川ホルモー』等、奇想天外なストーリーと軽快な語り口で次々にベストセラーを生み出してきた作家・万城目学。その世界観は≪マキメ・ワールド≫と称され、著書が次々に映画化・ドラマ化されてきた。そして、2014年、「デビュー作の頃の荒々しさを取り戻したい」と挑んだ意欲作『偉大なる、しゅららぼん』が映画化。二人の主人公は、日出本家の跡取りで、高校生ながら現代の「殿」であり生きる伝説と言われる日出淡十郎(濱田岳)、力の修行のため本家に居候する「供の者」・日出涼介(岡田将生)。
©2014 映画「偉大なる、しゅららぼん」製作委員会 © 万城目学/集英社