1985年、多くの異性と交渉していたロデオカウボーイの ロンはHIV陽性、余命30日を宣告される。信じられない、何とかしたいとの一心でエイズの猛勉強を始めた彼は、米国の承認薬の少なさに愕然とする。代替薬を求めてメキシコに行き、密輸を思いつく。偶然に出会ったトランスセクシャルのレイヨンと共に闇の販売組織「ダラス・バイヤーズクラブ」を立ち上げる。メンバーは月額会費を支払うことにより新薬を手に入れることができ、そこで生きる希望を与えられた。ロンの草分け的なアングラ組織は急激に勢いづく。顧客によって拡大したコミュニティーを背景に、ロンは特効薬を求め世界中を飛び回り、政府と医療業界に挑んでゆく─。
新着映画情報
『ダラス・バイヤーズクラブ』
原題:Dallas Buyers Club
配 給 : | ファインフィルムズ |
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公開日: | 2014年02月22日 |
映画館: | 新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー |
マシュー・マコノヒー |
監督:ジャン=マルク・ヴァレ |
2013/アメリカ/シネマスコープ/5.1ch/117分/R15+ |
生きる自由──。余命30日と宣告されたカウボーイが命を懸けて挑戦したこと。
1985年、アメリカで最も保守的とされるテキサス州で、HIV陽性により余命30日と宣告された男がいた。男の名前はロン・ウッドルーフ。同性愛者でもないのになぜ!?と怒りを周囲にぶつけるロン。俳優ロック・ハドソンが実はゲイであり、エイズに冒されたという当時の報道は、驚きと共にゲイ=エイズという盲目的な偏見に拍車をかけた。自ら宣告を受けたロンの反応も同じだった。そこから、政府や製薬会社を相手取り、生きるためのロンの闘いが始まった。主演のマシュー・マコノヒー(「ウルフ・オブ・ウォールストリート」「リンカーン弁護士」)が21kg、助演のジャレッド・レト(「ミスター・ノーバディ」)が18kgという過酷な減量で挑んだ事でも話題に。
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