物語の始まりは、ある鑑定依頼。引き受けたのは、天才的な鑑定眼をもち、世界中の美術品オークションを仕切る一流鑑定士、ヴァージル・オールドマン。それは、資産家の両親が亡くなり、屋敷に遺された絵画や家具を査定してほしいという若い女性からの、ごくありふれた依頼のはずだった。ところが、依頼人は嘘の口実を重ねて決して姿を現さない。ヴァージルは不審を抱きながらも、断ることが出来ない。なぜならその屋敷の床に、もしそれが本物なら歴史的発見となる、ある美術品の“欠片”が転がっていたのだ。ヴァージルは密かに持ち帰った“欠片”を調べると共に、依頼人の身辺を探るのだが、屋敷を訪れるたびに新たな謎と立ち向かうことになる。果たして奇妙な鑑定依頼の本当の目的とは・・・?
新着映画情報
『鑑定士と顔のない依頼人』
原題:La migliore offerta / The Best Offer
配 給 : | ギャガ |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2013年12月13日 |
映画館: | TOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー |
ジェフリー・ラッシュ |
監督・脚本:ジュゼッペ・トルナトーレ |
2013/イタリア/英語/シネマスコープ/5.1chデジタル/131分/字幕翻訳:松浦美奈/PG12 |
ある日、舞い込んだ、ある屋敷の美術品鑑定依頼。待ち受けていたのは、壁の向こうから姿を現さない女──。トルナトーレが仕掛ける極上のミステリー。
本年度イタリアアカデミー賞(ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞)で、作品賞・監督賞・音楽賞を始め、最多の6部門受賞に輝いた、ジュゼッペ・トルナトーレ監督(「ニュー・シネマ・パラダイス」)最新作。天才鑑定士にして一流オークショニアの主人公ヴァージルを演じるのは、「シャイン」「英国王のスピーチ」のアカデミー俳優ジェフリー・ラッシュ。脇を固めるのは「クラウド アトラス」のジム・スタージェスや「ハンガー・ゲーム」「プライドと偏見」の名優ドナルド・サザーランド。トルナトーレ監督は本作で初めてデジタル撮影に挑んだ。
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