熱田家の母・乙美が突然死んだ。夫の良平は茫然自失になり、娘の百合子は父が心配だからと実家に戻ってくる。本当は自らの夫との間に問題を抱え、憔悴しきっての帰郷だった。そんな折、百合子と良平のもとに派手な服装の不思議女子イモと、日系ブラジル人の青年ハルが現れる。生前の乙美に頼まれ、残された家族の面倒を見にきたのだと言う。イモは、乙美がとある「レシピ」を書き残していること、そして四十九日には法要ではなく大宴会をするのが乙美の希望だったということを2人に伝える。こうして、”四十九日の大宴会“を迎えるまでの、おかしな4人での共同生活が始まるが―。
新着映画情報
永作博美 |
監督:タナダユキ |
2013/日本/129分 |
母が遺したのは、人生の処方箋(レシピ)でした。
亡くなった母の「幸せに生きるためのレシピ」を通じて、残された家族が心の傷を抱えながらも自身の人生について考え、再生に向かっていく姿を温かく描く感動作。主演は、2011年日本アカデミー賞最優秀助演女優賞など映画各賞を総ナメにした「八日目の蝉」以降初の映画主演となる永作博美。伊吹有喜のロングセラー小説を、「百万円と苦虫女」「ふがいない僕は空を見た」のタナダユキが映画化。
© 2013 映画「四十九日のレシピ」製作委員会