「自分は死刑判決を受けた事件の他に、誰にも話していない3つの殺人に関わっています。そのすべての首謀者は、自分が"先生"と呼んでいた男です。そいつが娑婆でのうのうと生きているのが許せない。この話を記事にしてもらい、先生を追いつめたい。」 雑誌ジャーナリスト・藤井が受け取った死刑囚からの告発。闇に埋もれた凶悪事件、 その驚愕の真相とは―。
新着映画情報
山田孝之 |
監督:白石和彌 |
2013/日本/128分/R15+ |
それは、ある死刑囚の告白から始まった。
日本を震撼させたベストセラー・ノンフィクション、新潮45 編集部編『凶悪 -ある死刑囚の告発-』の映画化。主人公は、東京拘置所でヤクザの死刑囚と面会し、取材を開始する雑誌ジャーナリスト藤井(山田孝之)。その藤井と対峙するのは、死刑判決を受けながら自らの余罪を告白する須藤(ピエール瀧)。須藤が"先生"と呼ぶ全ての事件の首謀者・木村(リリー・フランキー)の存在を藤井に伝えることから物語がはじまる―。 この重量級の人間ドラマを手かげたのは、故・若松孝二の愛弟子・白石和彌監督。
© 2013 「凶悪」製作委員会