はるかな未来、もしくは遠い過去かもしれない。
銀河の果てまで進出した時代、残されたフロンティアのなくなった人類は、戻るべき場所=地球への居住権をめぐり紛争を引き起こした。この紛争の切札として建造された四隻のデス・シャドウ級宇宙戦艦。その四番艦・艦長の名前をハーロックといった。
しかし、英雄と呼ばれたハーロックは終戦とともに姿を消した。そして次に姿を現した時、彼は艦首に巨大なドクロを刻んだ海賊船を駆る、呪われた宇宙海賊となって政府に叛旗を翻した。なぜハーロックは姿を消し、海賊となって現れたのか?彼の目的は?そして今…、ハーロック暗殺計画が発令された!!
新着映画情報
(声の出演) |
原作総設定:松本零士 |
2013/日本/115分 |
松本零士、伝説のキャラクター「宇宙海賊キャプテンハーロック」が30年の時を経て再誕=リブート。
「銀河鉄道999」など日本のアニメ史上に輝くエポックである巨匠松本零士のSFアニメは、70年代〜80年代初頭に一大ブームを捲き起した。そして今、最大の注目を集めているのが「宇宙海賊キャプテンハーロック」である。地球連邦政府に叛旗を翻しながら、人類のために戦う宇宙海賊キャプテンハーロックと、無敵の宇宙戦艦アルカディア号に乗り込んだ仲間たちの物語は78年からテレビ放送され、多くの少年の胸を打った。またハーロックというキャラクターは映画版「銀河鉄道999」に登場するなど、松本零士ワールドを結ぶパイプ的役割を果たす最重要キャラクターでもあるのだ。
そして、ついにこの松本零士世界の“魂”ともいえる伝説の作品が、圧倒的なスケールと迫力・驚異の映像とともに蘇る。それは単なる過去作品のリメイクではない、 あたかも昔の「バットマン」と、「ダークナイト」などノーラン版バットマンの関係のように、基本のキャラクターを活かしつつ新たな世界が再構築された“リブート(再誕)”ともいえる新たな復活である。
© LEIJI MATSUMOTO/CAPTAIN HARLOCK Film Partners