それは、簡単な仕事のはずだった。ニューオリンズでその名を轟かせる殺し屋ジミーと、その相棒ルイスは、いつもの鮮やかな手口で、依頼通りに元警官グリーリーを始末して、いつも通りのバ―で、いつも通りに仲介人ロニーを待っていた。しかし、ロニーは現れず、謎の巨漢に襲われたルイスはジミーの目の前で息絶えた。
ただ一人の心を許せる相棒を殺され、復讐に燃えるジミーに一本の電話が入る。電話の主は、元相棒だったグリーリーの身辺を調べにやってきたワシントン警察の刑事テイラーだった。テイラーは、グリーリー殺しの実行犯がジミーであることを知りながらも、背後に潜む巨悪の匂いを感じ、ジミーに捜査への協力を依頼する。長年裏社会を歩いてきたジミーにとって刑事と組む事はあり得ない事だったが、相棒の復讐のために手を組むことに。
だが、ジミーとテイラーの行く先には、警察、マフィア、街の全ての組織が 立ちはだかり、やがて若さも凶暴性もジミーを遥かに凌駕する、殺すために生きる究極のヒットマン、 キーガンとの死闘が待っていた....。