「この男を殺してください。御礼に10億円差し上げます。」
前代未聞の新聞全面広告に、日本中が揺れた! 広告主は巨額の資産を持つ財界の大物・蜷川。幼い孫娘を惨殺した男、清丸の首に懸賞金を懸けたのだった。命の危険を感じた清丸は、潜伏先の福岡で出頭する。
全国民の殺意が向けられる中、48時間以内に清丸の身柄を警視庁に移送するため、5人のSPと刑事が選ばれた。護衛対象は“人間のクズ”。命懸けの移送が始まる…。一般市民、警察官、機動隊員までもが執拗に命を狙ってくる。見えない暗殺者から逃げる為、護送車、救急車、新幹線と次々と移動手段を変えても、なぜか、ネット上の<キヨマルサイト>には移送チームの居場所が更新されてしまう。 いつ?誰が?何処から襲い掛かってくるか分からない、誰が裏切り者かわからない極限の緊張状態が続く・・・。
新着映画情報
大沢たかお |
監督:三池崇史 |
2013/日本 |
移送距離:1,200km、タイムリミット:48時間 日本全国民が敵になる──!?
人間の欲望と理性が交差するアクションサスペンス大作。全国民から命を狙われることになったクズ≪凶悪犯≫の移送という任務に徹する警視庁警備部SP銘苅一基(めかりかずき)を演じるのは大沢たかお。プロとして一流の能力を誇るSP白岩篤子には、本作のために髪を切り、激しいアクションにも挑んでいる松嶋菜々子。そして、クズ=連続暴行殺人犯・清丸国秀に藤原竜也が挑む。メガホンをとるのは、「十三人の刺客」「悪の教典」の三池崇史。撮影は愛知、三重を中心に、オールロケを敢行。さらに、国内では不可能な新幹線での撮影を、日本映画史上初となる台湾新幹線を使用して行うなど、すべてが破格のスケールで進行された。
©木内一裕/講談社 ©2013映画「藁の楯」製作委員会