1993年北アイルランド。幼いころに弟を失ったコレットは、家族全てがIRA(アイルランド共和軍)に身を置く緊迫の日々を過ごしながら、一人息子マークとの生活を守っていた。ロンドンでの爆破未遂事件の容疑者として逮捕された彼女は、MI5(イギリス諜報局保安部)捜査官マックに究極の選択を迫られる。それは、息子と離れ25年間服役すること、またはIRAの動向を密告するスパイになるかであった。息子との生活を選んだ彼女は、IRAの強行派メンバーから厳しく追い詰められながらも、生きるためにMI5に情報を提供する。一方、マックはMI5の中の秘密裏の行動に疑問を抱き、コード・ネーム“シャドー・ダンサー”というもう一人の密告者の存在を突き止めるが....。
新着映画情報
『シャドー・ダンサー』
原題:Shadow Dancer
配 給 : | コムストック・グループ |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2013年03月16日 |
映画館: | シネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー |
アンドレア・ライズブロー |
監督:ジェームス・マーシュ |
2011/アイルランド・イギリス/シネマスコープ/ドルビーSRD/101分/字幕翻訳:佐藤真紀 |
彼女に残された選択は、25年の刑務所暮らしか密告者になることだった。
「クライング・ゲーム」(92)から20年、アイルランドを舞台にした緊迫のIRA映画が誕生した。トム・ブラッドビー原作『哀しみの密告者』を、「マン・オン・ワイヤー」(08)でアカデミー賞最優秀長編ドキュメンタリー作品賞を受賞したジェームス・マーシュ監督が映画化。密告者となるコレットにアンドレア・ライズブロー(「ウォレスとエドワード 英国王冠をかけた恋」)、MI5捜査官マックにクライヴ・オーウェン(「トゥモロー・ワールド」)。
© Shadow Dancer Rights Limited / BBC / The British Film Institute / Wild Bunch 2012