イラク戦争で負傷し帰国した米軍兵士ウイル軍曹に、新たな任務が伝えられた。上官のトニー大尉と共に、戦死した遺族に第一報の訃報を伝える”メッセンジャー”への就任である。その任務は非常に残酷で耐えがたいものであった。まず訃報を受けた遺族は怒りと悲しみを露わにし、批難の矛先をメッセンジャーに向けてくるのだ。自分の親族は戦死したにもかかわらず、このメッセンジャーは無事に生還していると。この任務に葛藤を抱き生きる意味を模索していたそんなある日、ウィルは夫の戦死を告げるために訪ねたオリヴィアに惹きつけられる。そして彼女との出会いをきっかけに、ウィルは失われた心を徐々に取り戻して行くのであった....。
新着映画情報
『メッセンジャー』
原題:The Messenger
配 給 : | インターフィルム |
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公開日: | 2013年03月09日 |
映画館: | 新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー |
ベン・フォスター |
監督:オーレン・ムーヴァーマン |
2009/アメリカ/シネマスコープ/ドルビーデジタル/112分/R15+ |
任務<ミッション>というには、あまりにも過酷すぎた・・・
戦死した兵士の遺族にその第一報を伝える”メッセンジャー”。この映画に戦争シーンは無く、戦死を伝える側と訃報を受けた遺族側をストレートに表現する事で、戦争の悲惨な現実を描いている。メッセンジャーのウィルを演じるのはベン・フォスター(「3時10分、決断のとき」「メカニック」)、その上官トニーにウディ・ハレルソン(「ゾンビランド」「2012」)、そしてオリヴィアには演技派女優のサマンサ・モートン(「イン・アメリカ/三つの小さな願いごと」)。第59回ベルリン国際映画祭<平和映画賞・脚本賞>受賞ほか。
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