時は未来。核戦争によって荒廃したアメリカは、東海岸沿いに広がるメガシティ・ワンと呼ばれる都市を残すのみとなっていた。この巨大な暗黒郷に8億人もが暮らし、彼ら一人ひとりが犯罪者となる可能性を秘めていた。政府も国家も消え去り、そこで唯一秩序を守り続けようとするエリート集団が<ジャッジ>である。彼らには、法の番人として陪審員、裁判官、そして刑執行の権限が与えられており、その<ジャッジ>の頂点に立つ男こそが、ドレッドである。しかし、毎分12件の深刻な犯罪が報告され、その数、1日にして17,280件。現在、ジャッジが対応できるのは、たったの6%に過ぎない‥。
ドレッドは、新人ジャッジ、アンダーソンと共に、悪名高きギャング、ママ一味が支配する200階建ての超高層ビル、ピーチ・ツリーへと乗り込む。しかし、ママはビルを完全シャットダウンし、ビルの全住人に向けてジャッジ二人を追い詰めて発見次第、殺すように命じる。その数、75,000人。出口はない。まさに絶体絶命。しかし、ドレッドの決断は、正義を取り戻すための攻撃。そして生き残りを賭けての戦いが始まった―。
新着映画情報
『ジャッジ・ドレッド』
原題:DREDD
配 給 : | ブロードメディア・スタジオ |
---|---|
公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2013年02月16日 |
映画館: | 渋谷TOEI、新宿ミラノ2ほか全国ロードショー 2D・3D同時公開 |
カール・アーバン |
監督:ピート・トラヴィス |
2012/イギリス・南アフリカ/シネマスコープ/ドルビーデジタル/95分/R15+/字幕翻訳:岡田壯平 |
正義を取り戻す。この男の裁き(ジャッジ)を見届けよ――。
「ヒストリー・オブ・バイオレンス」の原作者、ジョン・ワグナーが創作したイギリスで最も有名なコミック・キャラクターの”ジャッジ・ドレッド”。本作は1995年にシルベスター・スタローン主演で映画化された「ジャッジ・ドレッド」の完全リブート。監督は「バンテージ・ポイント」のピート・トラヴィス。脚本には「28日後…」「わたしを離さないで」のアレックス・ガーランド。主演のドレッド役に「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのエオメル役や「ボーン・スプレマシー」のキリル役で知られるカール・アーバン。敵役のママに「ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ」(TV)でサラ・コナーを演じたレナ・ヘディ。そしてドレッドの相棒、アンダーソンには「JUNO/ジュノ」のオリヴィア・サールビー。
© Rena Films (PTY) Ltd. and Peach Tree Films Ltd.