![ストーリー](http://www.movienet.co.jp/images/movie_icon_story.gif)
時は未来。核戦争によって荒廃したアメリカは、東海岸沿いに広がるメガシティ・ワンと呼ばれる都市を残すのみとなっていた。この巨大な暗黒郷に8億人もが暮らし、彼ら一人ひとりが犯罪者となる可能性を秘めていた。政府も国家も消え去り、そこで唯一秩序を守り続けようとするエリート集団が<ジャッジ>である。彼らには、法の番人として陪審員、裁判官、そして刑執行の権限が与えられており、その<ジャッジ>の頂点に立つ男こそが、ドレッドである。しかし、毎分12件の深刻な犯罪が報告され、その数、1日にして17,280件。現在、ジャッジが対応できるのは、たったの6%に過ぎない‥。
ドレッドは、新人ジャッジ、アンダーソンと共に、悪名高きギャング、ママ一味が支配する200階建ての超高層ビル、ピーチ・ツリーへと乗り込む。しかし、ママはビルを完全シャットダウンし、ビルの全住人に向けてジャッジ二人を追い詰めて発見次第、殺すように命じる。その数、75,000人。出口はない。まさに絶体絶命。しかし、ドレッドの決断は、正義を取り戻すための攻撃。そして生き残りを賭けての戦いが始まった―。